皆様、こんにちは。占い梓・Mariです♪
今回は、北欧神話における世界の始まりってのをご紹介
したいと思います。
世界の始まりで有名なお話はキリスト教のアダムとイブで
しょうか。日本神話で言えば、神々の誕生。
北欧神話の始まりはこんな感じです。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
太古の昔、宇宙には巨大な裂け目があるだけだった。
その北には氷と霜の国(ニブルヘイム)、南には炎の国(ムスペル
ヘイム)があった。
氷と炎がぶつかって裂け目(ギンヌンガカップ)にしずくがしたたり、
そこから最初の生物である巨人ユミルが生まれた。
その後、氷の中から巨大な牝牛アウドムラが生まれた。
ユミルがアウドムラの乳を飲んで寝ているうち、寝汗から巨人たち
が生まれた。一方、アウドムラがなめていた岩からは、最初の人間
ブリがあらわれた。ブリの息子ボルと、巨人の娘の間に生まれたのが、
オーディン、ヴィリ、ヴェーの3兄弟である。
巨人と対立した3兄弟は、力をあわせてユミルを殺した。
彼らはその死骸を裂け目の真ん中にすえて、世界をつくった。
ユミルの血から海を、肉から土を、骨から山を、頭蓋骨から天を、
といった具合である。
炎の国から飛んできた火花からは太陽と月がつくられた。
また彼らは2本の流木に生命を吹き込んで人間をつくり、大地の
真ん中の国「ミッドガルド」に住まわせた。
ミッドガルドの中央につくられた「アースガルド」には、3兄弟とその
一族「アース神族」が住むことになった。
ところで、ユミルが殺されたときに流れ出た血の洪水によって巨人
たちはみな死んでしまったが、ただ1組の夫婦が生き残り、その子
孫の巨人族が「ヨーツンヘイム」という国に住んでいる・・・。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
こんな感じで北欧神話の世界は語られていきます。
世界の始まりは「氷」と「炎」のぶつかり合いからなのです。
その後、9つの世界を元に神話が展開されていきます。
それぞれの世界を守るため、戦争とかしちゃう神々。
氷と炎と言えば、ルーンにもちゃんと文字がありますよ。
↓こちらは「氷」を意味する「イス」
↓こちらは「炎」を意味する「ケン」
この二つが北欧神話の始まりである氷と炎を示している
わけですね。この二つを組み合わせると他の文字にもな
るのです。面白いですね。
3兄弟がユミルの血肉などから世界を作る部分を読みながら、
これって、日本神話である古事記にも似たような感じのこと
あったよなぁなんて思った私です。
まぁ、古事記では、生まれてくるのは島々でしたが。
(古事記については、またいつか書きますね♡)
とにかく、世界の始まりは「氷」と「炎」というところが北欧が位置
する場所や気候などを感じさせますよね。
個人的には、人間と巨人のミックスである3兄弟が巨人を嫌い、
殺してしまい、あげくにその血肉で世界を作ってしまうあたり、
なんだかヴァイキングだなぁと思ったりします。(笑)
こんな北欧神話、ご興味あれば是非読んでみて下さいね♪
皆様、こんにちは。占い梓・Mariです♪
今回は、北欧神話における世界の始まりってのをご紹介
したいと思います。
世界の始まりで有名なお話はキリスト教のアダムとイブで
しょうか。日本神話で言えば、神々の誕生。
北欧神話の始まりはこんな感じです。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
太古の昔、宇宙には巨大な裂け目があるだけだった。
その北には氷と霜の国(ニブルヘイム)、南には炎の国(ムスペル
ヘイム)があった。
氷と炎がぶつかって裂け目(ギンヌンガカップ)にしずくがしたたり、
そこから最初の生物である巨人ユミルが生まれた。
その後、氷の中から巨大な牝牛アウドムラが生まれた。
ユミルがアウドムラの乳を飲んで寝ているうち、寝汗から巨人たち
が生まれた。一方、アウドムラがなめていた岩からは、最初の人間
ブリがあらわれた。ブリの息子ボルと、巨人の娘の間に生まれたのが、
オーディン、ヴィリ、ヴェーの3兄弟である。
巨人と対立した3兄弟は、力をあわせてユミルを殺した。
彼らはその死骸を裂け目の真ん中にすえて、世界をつくった。
ユミルの血から海を、肉から土を、骨から山を、頭蓋骨から天を、
といった具合である。
炎の国から飛んできた火花からは太陽と月がつくられた。
また彼らは2本の流木に生命を吹き込んで人間をつくり、大地の
真ん中の国「ミッドガルド」に住まわせた。
ミッドガルドの中央につくられた「アースガルド」には、3兄弟とその
一族「アース神族」が住むことになった。
ところで、ユミルが殺されたときに流れ出た血の洪水によって巨人
たちはみな死んでしまったが、ただ1組の夫婦が生き残り、その子
孫の巨人族が「ヨーツンヘイム」という国に住んでいる・・・。
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こんな感じで北欧神話の世界は語られていきます。
世界の始まりは「氷」と「炎」のぶつかり合いからなのです。
その後、9つの世界を元に神話が展開されていきます。
それぞれの世界を守るため、戦争とかしちゃう神々。
氷と炎と言えば、ルーンにもちゃんと文字がありますよ。
↓こちらは「氷」を意味する「イス」
↓こちらは「炎」を意味する「ケン」
この二つが北欧神話の始まりである氷と炎を示している
わけですね。この二つを組み合わせると他の文字にもな
るのです。面白いですね。
3兄弟がユミルの血肉などから世界を作る部分を読みながら、
これって、日本神話である古事記にも似たような感じのこと
あったよなぁなんて思った私です。
まぁ、古事記では、生まれてくるのは島々でしたが。
(古事記については、またいつか書きますね♡)